月に一度映画館に行った特別な一年
2018年はご縁をいただいて奇跡的に、月に一度以上映画館に行く一年になりました。なので、2018年に見た映画を月1本ずつ、数行程度でレビューしていこうと思います。
1月: gifted(ギフテッド)
字幕版をそれぞれ親しい人と母親とで二回観た。
"天才"とどう向き合うのかという話なイメージ。主な主題は「凸を伸ばすことだけが本当に本人のためになるのか?」なのではないかと思う。一人の"天才"が遺した"天才な子供"のことを各々が思い、悩み、何が本当に彼女のためになるのかを探っていく話。
主人公の声のかけ方がかなり魅力的。とてもしっくりくる。とりあえず私は主人公に色々なことの教えを乞いたい。あと主題歌が優しい感じで好き。
2月: ジオストーム
字幕版を親しい人と観た。
地球上の天候を完全に管理できるようにつくられた衛星が暴走したので、チェックのために(解雇されてた)設計管理者を宇宙へ飛ばすよ!な話。
正直個人的にはこれじゃない感があった。思っていた胸熱展開はなかった。でも主人公の弟の婚約者がちょーかっこいい。UIのグラフィックもちょーかっこいい。
3月: グレイテスト・ショーマン
字幕版を友人と観た。
サーカスつくったよーな話。夢見たものを実現させるサクセスストーリーなイメージ。
これは面白かった。かつDOLBY-ATMOS(360度あらゆる方向から音が流れてくる特別設備)で観たおかげでもう楽園だった。主人公の人柄に惹かれ、ひたむきに支える妻と、その思い付きに"賭ける"団員。色々あったけど、賭けには勝った!やったぜ!という感じで、勇気付けられた。
4月: レディプレイヤー1
字幕版を友人二人と観た。
膨大なVR世界で、創造者の言ったことを信じ、一つの宝を探す話。
ネタがわかる人には楽園だと思う。トップ5の面々が誰も彼もかっこいい。ただコミュニケーションが苦手そうな主人公がこんなことできるのか……と思うところはちょこちょこあった。あとリア充爆発しろ。
5月: アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
字幕版を母親と観た。
※私はアベンジャーズを一度も見ていません
※つい最近までマーベルとDCの違いすら分からなかった人です
宝探しというか、宝物をとにかく自分の手に!みたいな感じに見えた。なんか続編がありそう。というかないとやばそう。ドクターストレンジが超かっこいい。ドラマ版観なきゃ……。
6月: デッドプール2
吹替版を仲間と観た。
※私はアメコミヒーローをまったく知りません
※つい最近までマーベルとDCの違いすら(ry
デッドプール初見がこれだったので、開幕でビビる。そして隣で訳知り顔の仲間が私のビビる姿を見て笑う。きたないファミリー映画。ちょっとメタ的なつくりが入っているというか、それでちょっと面白い。
7月: ハン・ソロ
字幕版を仲間と観た。
※私はスターウォーズを一作品も観ていません
※スターウォーズの登場人物も設定も全く知りません
途中で「自分で作った作戦を自分で壊すのはやめてくれ!!!!!!!お願いだから!!!!!!!!」と言いそうになってしまった。とりあえずなんかかっこいい。
8月: 銀魂2 掟は破るためにこそある
それぞれ親しい人と母親とで二回観た。
相変わらずのクオリティ。菅田将暉さんも橋本環奈さんもすごい。あと佐藤二朗さんは毎回面白い。あと源外さんは毎回なんかやらかさないといかんのか……。あとそこに窪田正孝さんを起用してくるとは思っていなかった。
9月: カメラを止めるな!
仲間と観た。
確かにこれは面白い。というかすごいシニカル!めっちゃ皮肉!今の日本をあらわしている感じ!とてもいい!ちょー面白い!……もうオンデマンドとかで配信されてるのは知ってるけどネタバレが怖くてこれ以上言えない……orz
10月: 500ページの夢の束
字幕版を一人で観た。
個人的にはめちゃくちゃあるあるな話が多かった。共感しながら観た。スタートレックの話が分かる人にはより面白かったりするのかもしれない。何故かやけに涙が出た。とにかく早くオンデマンドにきてくれえええ!!!!!また観たいんじゃああああ!!!!!!
11月: 教誨師
一人で観た。
大杉連さんの最期の作品だったはず。お仕事を見学をしたような気分にもなった。確かに難しい仕事だと思った。一癖も二癖もある登場人物たちの描かれ方もすごい。あと主人公が私とは違う死生観を持っていてかなり印象的だった。
12月: グリンチ
吹替版を仲間と観た。
12/23というクリスマス目前に観に行ったので、スクリーンが満席だった。これはもう完全に水曜どうでしょうの大泉洋を観に行くつもりだったのであれだったけど、本当に水曜どうでしょうの大泉洋だった。特に前半。とにかくやばかった。観ながら水曜どうでしょうを思い出して死にそうになった。
グリンチ本人像としては、やっぱりなんだかんだつらいし、寂しいし、臆病で、でもとても優しい。その優しさが淡々としたものなのかは分からないけど、事実として優しく感じた。
そういうところ含めて本人像がとてもいとおしく見えたし、あとやっぱりグラフィックもすごかった。
以上です。ありがとうございました。様々なご縁をいただけることに感謝したいです。また、なんとなく習慣になってしまった映画館通いを、これからもできる範囲でやってみれたらと思います。