眠れない夜、少しの本音
眠れない夜を過ごしています。
夜に飲んだお酒のせいか、ひとりで寂しいせいか、寒くなってきたせいか、いつもの薬を飲めないせいか。つい理由を探してしまいます。
一昨日は、講師をさせていただく講演の打ち合わせがありました。その後友人と合流し、昨日までひとしきり遊び、帰宅しての、この夜です。
事実をただ並べて客観的に観てみれば相当疲れているはずなのに、どうして眠れないのか……。そんなことを、お恥ずかしい本音混じりでだらだらと考えてみました。
役割のこと
最近は講師としての仕事と言いますか、役割みたいなものにも変化が生じてきています。というのも私は、発達障害の当事者として自分の体験談等を話させていただくことがありまして、その際に「講師」と呼ばれることがあります。
ありがたいことに多くの機会をいただき、今いただいているお話で6回目になります。その先に、今のままでやっていってもいいのか、私は何を大事にしてお話していくべきなのかということを、よく考えるようになりました。
今までの依頼主の方々は、「むしろ今のままのやり方で変わらなくていい」というようなことをおっしゃっていて、その言葉を信じてやっていきたいと考えています。反面、性質上「変化しないこと」に弱い面も指摘されており、つい目先の変化をとることで、変えてはいけない大事なことを変えてしまわないかと、心配に思うこともあります。
「変えたい」「変えないと不安だ」と自分の中の誰かが言い、「ここだけは変えてはいけないと思う」「でもバランスが分からない」と自分の中の別な誰かが言う。そんな感じで、ごちゃごちゃとしているところです。
寂しいと思うこと
最近はどうも寂しいと思うことが増えてきています。お恥ずかしい話、一緒に眠ってくれる人がいればいいのになあとか、最近頭を撫でられたり握手したり抱きしめ合ったりしていないなあとか、そんなことばかりです。人に触れることは怖いくせに。
そういえば何となくですが、寝転がったときに空く首の後ろを、何かを詰め込むようにぴったりカバーすると、だいぶ安心する自分がいます。
ネコ科の動物なんかだと、親が子の首の後ろを噛んでくわえて運ぶ際の「輸送反応」というものがありますが、人間にもそういうものがあるのでしょうか……。
お酒のこと / いつものお薬を飲めないこと
私の場合、お酒を飲んで酔いが回ると、むしろ眠れなくなるように思います。
また、常用しているお薬もお酒と一緒に飲んではいけないものなので、飲酒をした際には抜く必要があります。それで眠れなくなっている……というのも、考えられるかもしれません。
寒いこと
こちらは気候的に、昼暖かく夜寒いという、気温差の激しい場所です。最近は特に冷え込む時期に入り、夜になるとだいたい7度くらいになります。昔からこの時期になるとよく寝付けないと悩んでいたような気もします。思えば、最近ストーブを付けて眠るようにしたら、以前より寝つきがましになったかもしれません。
普段ならお気に入りの動画を垂れ流してみたり、眠る用に作成しているプレイリストを再生してみたりして、ただじっと眠ろうとするところですが、今回はなんとなく書かずにはいられなくなって、こうして書いてみました。
皆様がどうか、眠れていますように。